3月30日午後1時から『スポーツ界から「暴力指導」の根絶を―決意を示し、改革の共同を呼びかける“つどい”』が開催されます。詳細はこちら。
ご案内
スポーツ界から「暴力指導」の根絶を~~決意を示し、改革への共同を呼びかける“つどい”
あいつぐ学校のスポーツ部活動での暴力と体罰、そして尊い命を絶つ悲惨。選手生命を賭してパワー ハラスメントを告発した 15 人の女子柔道の選手たち。いま、スポーツ界に根深い暴力体質の現実と向き 合い、その根絶をめざす決意を示し、心ひとつにして立ち向かうときです。
この事態と問題を深刻に受けとめて、当該する学校の教師・保護者・卒業生などが立ち上がり、実績 を持った少なからぬスポーツ人や関係者が憂慮し、「暴力・体罰反対」の発言を発しています。さらに、 スポーツ団体、教育団体、体育・スポーツ研究団体、法曹界、労働界など各分野から「暴力根絶」の声 明や決議が広がっています。
スポーツが人格の形成と各人の能力の発達をうながし、健康で文化的な生活に欠くことのできない権 利であることを確信し、その実現と発展にむけた活動に力を注いでいる私たちは、暴力・体罰は人権を 蹂躙し、スポーツをゆがめ、社会の進歩とはまったく相いれない蛮行であることを、きびしく指弾し排 除するものです。
スポーツ界から暴力指導をなくし、教育と科学と人権尊重にしっかりと依拠した指導を確立すること は、この分野に在るすべての人びとに提起されている課題であり、その解決と改革にむけて広く連帯し、 語り合い、探求し、行動することが求められています。私たちはこの共同行動の第一歩を踏み出そうと の思いから、『スポーツ界から「暴力指導」の根絶を~~決意を示し、改革への共同をよびかけるつどい』 を開催することにしました。多くの方々の参加を希望しています。
「つどい」呼びかけ人一同(アイウエオ順) 石川正士(元法政二高体育教師)、伊藤高弘(H・P・S=健康・体育・スポーツ=ネットワーク世 話人)、川口智久(スポーツ九条の会世話人)、田中新治郎(学校体育研究同志会全国常任委員長)、 永井博(新日本スポーツ連盟会長)、広畑成志(オリンピック研究者)、舟見久子(全国養護教諭 サークル協議会全国事務局)、正木健雄(子どものからだと心・連絡会議顧問)、望月浩一郎(弁 護士・日本スポーツ法学会会員)、山崎健(現代スポーツ研究会代表幹事)